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専門外来 皮膚腫瘍外来

皮膚腫瘍外来のご案内

皮膚腫瘍外来とは

良性または悪性の皮膚腫瘍の診断や治療を専門に行う外来です。主に外科的治療の計画や術後の経過観察、外来化学療法を受けておられる患者様を対象としています。

1. 皮膚良性腫瘍

粉瘤、脂肪腫、石灰化上皮腫、ほくろ、あざなどです。小腫瘍はエコーなどで診断して、外科治療の計画を立てたり、経過観察しています。

2. 皮膚悪性腫瘍(皮膚がん)

皮膚がんは他のがんと比較し10万人あたり20人程度の頻度で稀ではありますが、近年の高齢化に伴い、急速に増加しています。日光角化症、ボーエン病、有棘細胞癌、基底細胞癌、乳房外パジェット病、悪性黒色腫(メラノーマ)、血管肉腫など様々です。ダーモスコピーや生検で診断し、画像検査(エコー、CT、PET-CT、MRI)などで深達度や病期を決定します。手術方法の計画を立て、局所麻酔か全身麻酔の選択、手術日程を相談して、術前検査をしていきます。

皮膚がんの治療については進行期メラノーマをはじめ、免疫チェックポイント阻害薬や分子標的薬のがん薬物療法が進歩していますし、がんゲノム医療の選択肢もあります。各皮膚がんのガイドラインも整備されています。外科的治療だけではなく、個々の症例に応じて、放射線療法などの局所療法や薬物療法による集学的治療を含めたマネージメントしていきます。

3. 経過観察

悪性腫瘍であれば、疾患によっては術後補助療法を導入していきます。画像診断による慎重な経過観察を行っていきます。必要に応じてがん看護外来、形成外科、放射線治療科、腫瘍内科、緩和ケアセンター、ゲノム医療センターなどと連携いたします。

診療案内

診療時間

毎週(木) 8:30~12:00

担当医師

皮膚科専門医、皮膚悪性腫瘍指導専門医 山﨑 修