専門外来 下肢血管治療外来

下肢血管治療外来とは

下肢循環不全により様々な下肢の不具合が生じます。下肢運動能が低下したり、皮膚・軟部組織の炎症、異常知覚などの原因となりえます。
患者様の下肢循環不全を評価し、適切な治療のご提案を致します。

センターと各専門医

動脈、静脈、リンパ治療の各専門医にてセンターが成り立っております。毎週火曜、木曜に外来を設置し、下肢脈管の循環不全について診察を行ってます。

動脈:動脈硬化の評価を主に行います。ankle brachial pressure index（ABI）や skin perfusion pressure（SPP）、超音波エコー、造影CT、Magnetic Resonance Angiography（MRA）などで動脈評価し虚血の原因となっている動脈を放射線科によるカテーテルや心臓血管外科によるバイパス術、透析室でのコレステロール除去などで治療を行います。

静脈:主に皮膚科で治療対応します。約９割を占める伏在系静脈の手術は局所麻酔下カテーテル治療で行います。必要に応じて、硬化療法、硬性内視鏡による不全穿通枝治療も行います

リンパ管:主に形成外科で治療対応致します。適応があればリンパ管－静脈吻合術を行います。